ネコリン・クラウスカイザー・ジェラルドGT

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こんにちは、サバオです。

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ごちそさま。

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おいしいおいしいする余裕が出てきた。

かくして数日に一度は訪れるようになったサバオである。
よく観察していると、彼の声は近隣の玄関前で、しているような気がする・・・ご飯をもらっているのは我が家だけではないのかもしれないな、と思いながらもやっぱりやせこけているサバオを不憫に思うことが続いていたある日、外出先から戻ると近所のこどもたちが家の前でわいわい騒いでいる。覗いてみるとサバオが我が家の駐車場から高台になっている家の庭までがんばってよじ登っているところ。道路から2m近く高低差がある我が家なのでけっこうな至難であるがサバオはこどもたちの見守る中、がんばって我が家の庭に逃避した模様。しかもゆっくりと。こどもにはなぜかとても優しい彼は道行く子どもになでられたりもしているようだ。わたしにはしょっちゅう噛み付いているのにこの差はなんだ。
家の窓から外を見ていると、こどもたちが面白いことを言っている。
「あの子に名前をつけなきゃー」
「決めた!ネコリン・クラウスカイザー・ジェラルド・GTにしよう!」
なんとたいそうな、いや、立派な名前を瞬時に決めるのだ、こどもたち。仮称サバオになっているとは恥ずかしくて言えない大人であった。ところでGTってなによ、と思っていた頃時同じくして突っ込みをいれた別の子ども。
「GTってなによ」
「ガリガリの略!」
へー、ふーん。そっか。と口々にいいながら立ち去るチビたちに、Tは?Tはなんなのよ??と激しく突っ込みをいれたくなる大人気ない大人の私であった。それにしても昨今の子どもたち、小学生低学年レベルでアルファベットがわかるんだな・・・とへんなところで感心。
ご飯が終われば立ち去るサバオの後姿は雄雄しいが、よわっちい。ちいさきころの栄養不足が原因しているのかもしれない。
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顔は立派にボスネコ級にでかいのにね。下半身に栄養が回らなかった。

そうそう、こどもたちは、サバオをみて
「かわいいねかわいいね!ほっぺがとってもかわいいね!」
と言っていたっけ。

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なるほどね。観察力鋭い子たちだわ・・・私はいわれるまでサバオのほっぺが垂れ下がっていることに気がつかなかったのだった。そこは太るとお肉がついてなくなるのかな。
ところでいったいサバオはいくつだろう。

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