安らかに眠れ
友人宅の最強のでかさをほこる黒猫チェリー。26日にお星様になったと連絡が入りました。
彼女が黒猫を家族に迎えたとき、ちょうどとき同じくして我が家はレオが仲間入りしていたこともあって、黒猫大好き同盟としてなんと10年以上も黒猫論議をかわしてきた友人の愛猫でしたが、ほぼ同い年のレオより先に、急死してしまいました。
大きな大きな、自分を猫だと思っていない節の多々あったチェリー。
うちの子と違って毛艶のいい、黒豹のような猫でした。リーチの長さが半端なかった。
身振り手振りで友人と語っていたら手に飛びついてくる凶暴な一面は、人間ママいわく、育て方間違っちゃって~^^;という笑い話で終わってしまうほどこよなく愛されていたチェリー、けっこうチッチ魔。
そんなに凶暴な一面を持っているくせに、お客様が大好きで、玄関でお出迎えチューをしてくれた彼も、14歳になる直前に小さな心臓が止まってしまいました。
いつもと同じように人間ママのお布団の上で寝たまま心臓とまっちゃったんだねえ。
きれいなきれいなまま、でも中身はもうおじいちゃんだったもんね。
突然の出来事で人間ママは大ダメージだけど、心配させる一瞬さえも与えないでお星様になった君は、ある意味、大往生かもしれないね。猫又になるまでいきててほしいという願いがちょっと届かなかったけどね。
チェリーの後に入ってきたこれまた黒猫のヤマトは3ヶ月の子猫とみまごうほどにやせ細って小さかったのに、こちらのお宅にきたらば7キロコースで・・・チェリーと間違うほど艶々しました。
黒猫ヤマトにはチェリーの分までがんばって長生きしてもらいましょう。
そうしましてうちの黒猫レオ。もうすぐ14歳。FLUTDを持病とし、毛艶悪く、白髪いっぱい、目も小さい頃から炎症気味でよわっちいじーさんなのに、きょうだい猫の誰よりも長生きし、いつまでもピカピカと美しかったチェリーを一日、追い抜いてしまったみたい。
レオも、チェリーの分まで長生きするのだよ。
黒猫万歳。
どの毛色の猫よりもたぶん、落ち着いていて、利口で、甘えん坊で、人の顔色をみるタイプ。
背中がうるさく語るタイプ。
黒猫代表、10キロ級チェリー、ほんとにほんとに、大好きでした。